オリジナル表示2009年4月29日発売
MHCL20029 (初回盤 Blu-spec)¥3.200(tax in)
MHCL1499(通常盤)¥3.000(tax in)
ReBORN について
長い時間、自分の音楽を振り返る心の余裕がなかった。それが変わってきたのは最近のことだ。自分が何を大事に音楽創りをしてきたのか、何に挑戦したのか、何を捨てていったのか、振り返ってみたくなった。
歌は「なぞろう」とすると死ぬ。レコーディングであれ、ライブであれ、「産み出す」気持ちで向かうようにしている。それは、デビュー当時の歌を歌う時も同じだ。アレンジを変えるとか歌い方を変える、ということではない。
わたしは「音楽という言葉で話す」ために音楽を始めた。過去の自分の言葉に耳を傾ける時間がこんなに楽しかったことに実は少し驚いた。表現方法に迷った時期もあったのだが、今ではなんだか愛おしい。
18歳の時、初めてレコーディングした「冥想」からこのアルバムは始まる。今の自分の言葉で当時の想いを伝えたいと思い、ミュージシャンもスペシャルなラインナップになっている。楽しんで頂けたら嬉しい。
冥想
この曲でデビューして本当によかった。18歳のわたしにはレコーディングは緊張と驚きと感動でいっぱいだった。あの日の想いがわたしをここまで連れてきてくれたのだと思う。
今回は歌だけでなく、ミュージシャンとしてもアレンジャーとしても楽しめた。
マイ・ピュア・レディ
10代の最後に出したこの曲でわたしの名前が知られるようになった。生活の変化に身体を壊すことが多くなり、京都から東京に住居を移したのもこの頃だ。「あ、気持ちが動いてる~」の部分の歌詞とメロディーのステディーな関係が気に入っている。
春の予感
初めて他の人のために書いた曲であり、初めてアレンジをした曲でもある。弦も入れて欲しいと言われ、慌てて編曲の本を買って一夜漬けでレコーディングに臨んだ。自分の書いた譜面を大人数の弦奏者が演奏してくれた時の喜びは忘れられない。今回は少しアプローチを変えてみた。「Mellow」な演奏が生まれて非常に気持ちのいい作品になった。
あなたの空を翔びたい
高橋真梨子さんのためにすごく背伸びして大人の恋?を描いた。提供したテープでは「Slip Away~」で始まっていたのだが、真梨子さんサイドの意向で「Kiss again」に変わった。もしも そのままだったらこの曲の運命も変わっていたのだろうか?
For You
わたしは時々学園ものを書きたくなるのだが、この曲もそのひとつ。「愛おしい」とか「せつない」とかそういう想いは今でも大切にしている世界だ。ピアノと弦楽四重奏のアレンジで柔らかくアカデミック?に仕上げた。
天使のウィンク
年末の大掃除をしていた時に曲依頼があった。はたきをかけていたら窓から差し込む光がキラキラしていて「天上の天使と恋に悩む女の子の会話」というアイデアが浮かんだ。今回はピアノと弦楽四重奏で思いっきり弾んでみた。
ボーイの季節
夏になると歌いたくなる曲。心に夕映えの風景が広がる。この曲だけ新録ではないのだが、このアルバムに合う気がして急きょ入れることにした。
曇りのち晴れ
初めてアカペラに挑戦した曲。自分の声を何回も重ねて創ったのでライブで再現することができなかったのだが、最近キーボードで歌ってみたら「いい感じ」だったので今回はそれに準じた形のアレンジにしてみた。還暦を過ぎてもこういうかわいい曲、歌いたい。
Southern Cross
原曲の躍動感とはがらっと変えて、リズムボックスを駆使して不思議なムードのアレンジにしてみた。楽しかったなー。
オリビアを聴きながら
今回のアルバムにはピアノと弦楽四重奏のものが3曲入っているのだが、この曲の弦のアレンジは弦一徹氏にお願いした。東京文化会館で一緒に演奏した想い出が蘇った。この編成ならではの緊張感を味わって欲しい。
手をつないでいて
ライブで歌うことが多く、今回のアルバムに絶対入れたかった曲。きりきりして優しい気持ちを忘れそうな時、歌うと泣きそうになる。
Romantic Cruise
昨年東日本フェリーのキャンペーンソングとして書いた曲。津軽海峡を挟んで恋をする、という設定が楽しい。サウンドに統一感を持たせるために殆どの楽器を新たに録音した。
尾崎亜美
4月22日(水)リリース
Amii In The Box
尾崎亜美総監修によるベスト&ワークスの2枚組
Amii EMI Year’s
初期5作品が紙ジャケット、2009年最新リマスター音源にてリリース
4月29日(水)リリース
ReBORN
最新セルフカヴァーアルバム。自身のヒット作、作家として放ったヒット曲を満載